以下、fathomフィールドモニター多賀英二様のご報告内容です。
魚との出会いをより一層盛り上げてくれるアイテム
今回は“山口県蓋井島“に釣行しました。今回は蓋井島の一級瀬である“大威瀬“にあがりました。
2ヶ月前にも釣行し、その時は良い釣果は得られなかったので今回はリベンジです。
最近は日によってムラが多く難しい状況だと感じています。朝マヅメのラインはfathomのラインを使用しました。
道糸にEXTREME2.25号とハリスに2.25号を組みました。EXTREMEはブルーモデルやレベルシリーズとは一味違い、
「フィールドに立って魚との出会いをより一層盛り上げてくれる」そんなアイテムでしょう。この釣り場は潮通しがよく足元でも沖でも良型グレを釣ったことが過去にあります。経験上、朝マヅメや夕マヅメは良型オナガのヒット率が高いため特に狙い目だとおもいます。
そして胸を踊らせ朝マヅメ!
潮が緩かったので上潮より下の潮に仕掛けを入れたほうが良いとおもい000にノーガンで沈めてみました。
5〜20m先を念入りに探りました。
水温は16度と前回の釣行と変わらないので魚の棚は深いと予想して竿一本半〜2本にウキ止めをつけて釣りました。
しかしアタリはなく日が登りました。
あと数投で仕掛け変更をしようかなと考えていた時、ラインがかすかに張りアワセるとかなり小型の魚ヒットです。
上がってきたのは“ベラ“でした。
朝マヅメは、一発45cmクラスを期待しましたが何も起こらず‥
ベラが釣れたことを機に仕掛けが入り過ぎているとおもいタックルチェンジしました。
竿を1.25-5.0から1-5.0にして道糸をブルーモデルの1.75号にし、ハリスはレベル1.5号にかえました。ウキも0号にノーガンで棚を一本半ないくらいにしました。
日中の潮は、緩く当て潮になることが多かったです。目に見える海の変化が少ない中、エサが一番取られるところを必死に探しました。
左の足元から小さなサラシが出ておりその先でエサが取られていたのでそこを重点的に探りました。
仕掛けを釣り座正面の15m先に投入しそこから目星をつけたポイントまで流しました。ウキがジワッと沈み少し待って合わせるとヒット!
明らかにメジナの引きです。1号竿が根元曲がり楽しませてくれます。
上がってきたのは、25cmのぼってり口太でした。
その後は同じパターンでアタリを拾い、30cm〜33cmの口太を数枚追加しました。
しかし一筋縄では行かず、ウキにアタリが出る前にエサが取られることから、棚を2ヒロに変えました。
それから30cmクラスの口太を釣るものの、3回に1回ほどしか掛けることができなかったので、G6の口鉛をうち仕掛けをより張り気味にすることに。
すると先程よりもより明確にアタリがでだして、ヒット率もアップしました。
それから自作加工のオキアミ生をローテーションして使い釣果を伸ばしました。
途中32cmと36cmの尾長をヒットさせ取り込むことができました。不意の尾長にも余裕のやりとりができました。
納竿1時間前、期待を込めてハリスをレベルの1.5号から1.75号に上げ40クラスを狙うことに。
浅棚ではアタリも遠のき、横風も強くなったことから、ウキを000に変え沈め釣りをしました。
ずっと攻めていたポイントは見切りをつけて、30m程遠投して竿一本半から2本の棚を探りました。
ツケエはこの日一番反応の良かった、赤色に着色した加工オキアミを使い残り数投、大物を期待し仕掛けを流します。
竿一本半以上入った頃、ラインが「スーッ」と出ていい潮に噛んだなと思い張っては止めてを繰り返しました。
穂先が「グーッ」と持っていかれ少し効いてみると、「コツコツっ」と反応が伝わってきました。
即アワセると、今日一の手応えです。
もう時間もわずかでこれが最後と思い慎重にやりとりします。
一気に手前までよってきましたが、底付近で掛けたのと、竿が柔らかすぎて思うように浮いてきません。
アワせた直後の強烈走りにラインを出したこともありこれ以上は出したくないところ…
しかしキツめに締めたドラグもガンガンだされ止めれず、根に入られました。
少しライン張って待っていると出てきてやりとり再開!
しかし痛恨のバラし…
切れたところを見てみるとスパッと綺麗に切れていたことからチモト切れの様でした。
チモト切れは尾長と勝負する際ありがちなバラし方だとおもいます。
ハリスの途中はザラザラで瀬ズレに耐えてくれていたのでそこでラインブレイクしていなかったのはすごいなと改めてfathomのラインの強さを感じました。
手応え的に尾長だと40cm半ば余裕でありそうでした。
この日唯一のバラしに悔しさが残り納竿となりました。
しかし、けっして釣りやすいとは言えない状況の中、釣果を出せたので次回の釣行に繋げたいとおもいます。