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名手【橋本陽一郎氏監修】石鯛釣り用 底物ナイロンライン

fathom 石鯛釣り用ナイロンライン

【橋本陽一郎名人監修】初期伸度を極限まで抑えた底物釣り仕様の本格派ナイロンライン

橋本陽一郎名人の石鯛釣り用ナイロンライン

fathom 石鯛道糸

名手 橋本陽一郎氏に聞く、底物釣りの極意とは?

石鯛釣りの名手 橋本陽一郎氏

石鯛一筋30余年、累計3000枚以上を釣り上げてきた橋本名人に石鯛釣りのポイントを伺いました。

fathom
長年、石鯛釣りをされてきて、大切にされていることは何ですか?
橋本名人
まず、石鯛釣りを通して沢山の素晴らしい仲間と知り合えたことです。

釣りと言えば個人の釣果や釣技の向上ばかりに目が行きがちですが、初心者・ベテラン問わず、共に同じ目的へ向かって有意義な時間を共有できることこそ趣味としての醍醐味ではないかと思っています。

釣り人として良識のある仲間と共に切磋琢磨することで、自ずと知識や技術の向上にも繋がると思います。

fathom
メーカーfathom担当者との開発秘話などがあればお教えください。
橋本名人
皆さんがfathomスタッフと呼んでいらっしゃる方とは以前から交流はあったのですが、彼は底物釣りをしないため、こうやってfathomと製品開発でタッグを組むとは当初は思ってもいませんでした。

とある日、一本の電話があり、「fathomで底物の道糸を製作する事になりましたので、差し支えなければ橋本さんに全面監修をお願いしたいので予定は空いてますか?…」そんな連絡を彼からもらいました。

私が「なぜ自社で全て手掛けないのか?」と尋ねたところ、

「知らざるを知らずとなす これ知るなり」と彼は言っていました。

すなわち「知らないことを知らないと自覚する。それが本当の知るということ。」という意味です。

そんなfathomの社風や運営者の彼の性分を知っていたからこそ、私の経験がお役に立つのであれば、ぜひ協力させていただきたいと思ったのです。

また、私自身が理想とする底物ラインを作れるのであれば、私自身も是非使いたいという思いありました。

橋本名人
こういったジャンルの製品を中途半端な知識で製造しても、ベテランや一流のユーザーは満足しない『諸刃の剣』であることは目に見えています。

そこを敢えて、知識と技術を兼ね備えた外部の実績者に全て委ねるという選択はなかなか出来るものではないと思います。

コストや運営の面で考慮しても企業として決してリスクの無い選択ではないでしょうから…

fathom
長年に亘り、その素晴らしい釣果を保てる秘訣は何ですか?
橋本名人
とくかく目的達成までの苦労を惜しまないことです。

決して楽をして釣ろうとせず、自身の思い描く石鯛釣りのメソッドを存分に追及することで、最後に報われる結果が得られると考えています。

★釣り場においてのステージは自らが作る★
ポイントへ先に入った他人のマキエやステージ作りの苦労を当てにしていては一向に上達しないと思っています。

一から自身が組み立てて試行錯誤し、結果を出すことで通年安定した釣果が実現できるのです。

fathom
ということはポイントの新規開拓も出来るという解釈で宜しいですか?
橋本名人
はい。もちろん新規開拓も可能です。

自らがステージを作ることが出来れば、結果が出るまでの仕組みを自身で構築できるということですので、様々な場所で本石と出会うことができます。

しかし、根本的な地形(石鯛釣りに適した地形)という基本的概念もありますので、そこは状況に応じて判断する必要がありますね。

そういったことも含めて、自らが準備段階の1から10までを全てこなすことで、当日の潮や海況、地形(ポイント)に対する目利き力も養われていくと思っています。

fathom
前述されていらっしゃった【決して苦労を惜しまない】という内容を具体的にお教えいただけますか?
橋本名人
私が普段やっていること、心がけていることをいくつかご紹介しますと、まず、【釣行前に準備するマキエの採取】を大切にしています。

使用する餌や季節にもよりますが、いつも何時間もかけて自分で採取しています。

fathom
餌の採取からご自身でされているのですね。
橋本名人
はい。他人のマキエの入り具合を見計らって、要領良くそういったポイントのみを狙う釣行をすることはありません。そういった手法ではいつまで経っても釣技の向上には繋がらないと考えています。
fathom
なるほど。一見、面倒にも思えますが、それを長年続けられた結果として人並み外れた釣果に繋がっているのですね。
橋本名人
そうかもしれません。人が面倒くさがって中々しないことでもこだわって続けてきました。

仕掛け小物の準備でも、螺旋サルカンからハリスワイヤーまで自身のタックルに合った物を自分で事前に製作しています。

道糸の劣化状態なども常にチェックし、必要ならば巻き替え、万全の準備をするように心がけています。

fathom
準備をとても大切にされているのですね。他にも意識してこられたことはありますか?
橋本名人
通年、可能な限り磯に立つことも昔から心掛けてきました。

とにかく現場(フィールド)に立たなければ何も見えてきません。

年間に数日のみ…それも個人の一つの楽しみ方ですので決して否定は致しません。

しかし、卓越した釣果を望むのならば、とにかく数多く現場を見て知り尽くすことです。

天候や海況・潮の状況は個人の都合には合わせてくれませんので、自らが事前に計画して安全に釣行できる日に向けて調整して行く必要があります。

自身の余暇や都合に合わすのではなく、気象や海況に順応することです。

fathom
それを長年続けられた結果として人並み外れた釣果に繋がっているのですね。

今回、石鯛ラインをプロデュースしていただくにあたって、こだわった点などはありますか?

橋本名人
結節強度を損なうことなく、初期伸度を可能な限り低くしていただくようにお願いしました。
また、道糸全体において糸ムラを一切なくすという要望もいたしました。
fathom
プロトタイプ(原型試作品)を幾度と製作して橋本さんにテストしていただき、何度もNGを出されましたね。今回OKを出されて製品化されたナイロンラインと、NGを出されたプロトタイプの違いはどういう点ですか?
橋本名人
メーカーfathomには何度も難しい注文をしましたね。技術的にもコスト的にも難しいことをお願いしたのに、見事に対応していただき、ありがとうございました。

プロトタイプの段階では、初期伸度を下げてはいただいたものの満足な結果とは言い難く…

やはり初期伸度が気になり、更に伸度を抑えてもらうようにお願いしました。

今回製品化されたものは見事に私が望んでいる通りの初期伸度の低さを実現していただき、テスト釣行でもとても満足いく仕上がりになっていました。

結節強度の低下もなく、根掛かり処理後にラインが伸びきった様子も見受けられず、これまでに類を見ないラインの復元力の素晴らしさも体感しました。

fathom
橋本さんが求められる性能をナイロンラインでクリアするのには何度も試作を繰り返して苦労しました。
橋本名人

メーカーさんにはかなりの無理難題を言ったと思います。

太い号数の道糸を使用する底物師にとっては、

  1. 【根掛かり時の処理効率】
  2. 【フッキング時の力の伝達速度】
  3. 【タックル性能を活かした中間の適度な伸び】

この3点がとても大切で、それによって釣果は大きく変わります。

ナイロンという材質で通常は実現が困難な『伸度と糸ムラの問題』をクリアしていただいたことには驚きました。私が求める性能を実現していただいて、メーカーさんの開発力に感謝しています。

また、テスト釣行の段階で『ラインの復元力』『結節強度』耐磨耗性能』の高さも実感し、「fathomらしい製品だな」と感じました。

fathom
製品名を『DREAM LINE 倭』にされた理由は何ですか?
橋本名人
私が希望した名称を製品名にしていただきありがとうございます。

この名称を名付けた理由は…

『倭:やまと』という言葉が、日本特有の事物・製作である意を表すことから国内生産のラインメーカーである御社(株式会社ヤマトアユーラ)に最適であると考えました。

また、海外のfathomファンや顧客が増え続けている現状から、古来日本を示す言葉として使用されてきた『倭:やまと』という表現を加えることで、より一層『made in japan』という認識が持っていただけるであろうという思いから命名させていただきました。

『DREAM LINE』というCode Nameに関しましては、数多くの一流底物師がこういったスペックの製品を強く希望するものの、過去に製作実現されなかったナイロンラインであることから、まさに『夢のライン』という表現が相応しいと思い命名させていただきました。

fathom
この『fathom 石鯛ナイロン道糸 DREAM LINE 倭』はどのような方におすすめですか?
橋本名人
違いが分かる底物釣りのベテランの方は、使っていただければ今までの底物ラインとの初期伸度の違いや実釣性能の高さをすぐに実感されると思います。

ですので、底物釣りのベテランの方には是非試していただき、今までのラインとの違いを肌で感じてもらえればと思います。

根掛かりの処理後は、ラインの復元力により伸びきった様子などは見受けられませんが、ベストなコンディションを保つためにも念のため、張力によって材質に影響のあった部分(約10メートル)程度は切断して使用することをお勧めします。

また、底物釣り、石鯛釣りをはじめたばかりの初心者の方や、これからはじめたいという方にもとてもおすすめできる性能だと思います。

初心者・ベテラン問わず、是非試して欲しい底物ラインに仕上がっていると思います。

もちろん、私も愛用します。

橋本陽一郎氏による石鯛ライン(プロトタイプ)のテスト釣行レポート記事はこちら

『fathom 石鯛ナイロン道糸 DREAM LINE 倭』

fathom 石鯛道糸

  • 号数:20号、22号、24号
  • 巻数:500m、整列巻
  • 素材:ナイロン
  • カラー:ライトブラウン
  • Made in Japan ※原糸から製造まですべて国内生産
  • メーカー希望小売価格:オープン価格
  • 販売価格:5,480円(税込)

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