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単純に見えて奥が深いハリスの話【杉本隼一様】

以下、fathomフィールドモニター杉本隼一様のご報告内容です。
※原文ママ(ご投稿内容は未編集、原文のままです)

愛用製品からそのユーザーを連想させるほどまでに

最近は釣行の時間をなかなか確保出来ず我慢の日々が続いています。

地元のチヌは早くもノッコミ終盤に差し掛かり得られる情報も少なくなって来ました。水温は上昇しているのでそろそろチヌ竿からエギングタックルに持ち替える時期のようです。

さて、今回は日頃から愛用しているfathomのハリスについて実釣時の思考を踏まえて書いてみようと思います。

今回はチヌフカセ釣りを例に紹介します。

まず、私がチヌフカセ釣りで使用するハリスはLEVEL1.5とLEVEL1.75、そしてフラッグシップのselection1.2の3種類。

この組み合わせはいつも変わりません。号数は釣り場の地形、チヌの活性やゲスト魚の種類まで多くのことを考えて選択していますが、初場所で竿を出す時や状況が不明な時には使い勝手の良いLEVEL1.5から様子を見ます。

食い込みの良さと強度のバランスが使いやすく、使用頻度が最も多い号数です。

障害物が多い釣り場や足元のオーバーハング、スリットなど魚が逃げ込める場所がある場合にはLEVEL1.75の出番。

このような場所ではやり取り時に魚の動きをコントロールしていてもハリスに傷が入ってしまうことがあります。

傷が入っても簡単には切れず粘ってくれるハリスは釣果アップに欠かせません。

チヌフカセ釣りで使用するハリスで最も細いcollection1.2は「最後の切り札」

もともとフロロカーボンのハリスは低い屈折率が特徴ですが、fathomのフロロカーボンラインはその特徴が非常に優れています。

そのため、ある程度の食い渋りや澄潮であれば普段の号数で十分対応可能ですが、厳寒期などは低活性と食い渋りが重なり対応しきれないことも。

そのような状況で繰り出すのが切り札のselection1.2。
LEVEL1.5から結び変えた途端にアタリの出方が変わることもしばしば。

過去に何度も助けられて来た記憶があります。

そして、号数問わずハリスで大切なことは「面倒臭がらずこまめに確認、交換する」これに尽きます。

傷が入ったハリスを交換するのはもちろんですが、実釣時に少しでもマイナス要素を感じたら号数を変えて比較してみてください。

面倒臭がらずハリスをこまめに結び変える…ここを意識できるかで釣果も釣りの引き出しも増えるはず。

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