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真夏の米水津釣行【RICO様】

以下、fathomフィールドモニターRICO様のご報告内容です。
※原文ママ(ご投稿内容は未編集、原文のままです)

真夏の米水津釣行

観測史上最も短い梅雨が明け、夏本番となった7月9日(土)。

私の釣りの師匠の誕生日を祝うべく、米水津の沖黒にナイター釣行に行ってきました。

フカセ釣りを始めてまだ半年の私にとって初体験となる沖磯での瀬泊まりです。

渡船は師匠とはもう数十年のお付き合いになる千代丸さんにお世話になりました。

一見コワモテですが実際はとっても優しくて面白くて知識も経験も豊富な頼れる船長さんなので、初心者の方や女性にもオススメです。

PM2:00に出船し沖の黒島の「ビロー下」に上げていただきました。

今回の狙いは「尾長調査」と「イサキ」、そして新しく購入したリール:シマノBB-Xハイパーフォース3000DXGSに道糸:fathomのCollection1.5号・ハリス:LEVEL1.5号というタックルでどこまで勝負できるか?です。

始めて使用する黒い道糸、とてもしなやかでハリスとの直結も楽々です。

実をいうとウキを沈めて釣るのは今回で二回目なのですが(笑)、まずは全層沈めで様子を探っていきたいと思います。

期待の第一投目、竿2本ほど先にウキを投げてゆっくりと仕掛けを入れていきます。

仕掛けがなじむのを感じたら少しずつ道糸を送っていきます。

水中での仕掛けの入っていく様子を想像しながら、張らず緩めず、道糸の微かな動きを感じ取れるように指先に神経を集中します。

まずラインコントロールのしやすさに驚きました。

この日は風が緩やかではあったのですが、風や潮の影響をあまり受けることなくイメージどおりに仕掛けが馴染んでいきます。

ラインの操作が道糸でこんなに違うとは。

潮馴染みが良く、ラインがイメージしているコースから外れにくい。

初心者マークの私にでもハッキリと感じます。

水中での仕掛けの様子がラインを伝って指先に感じます。

「めっちゃ扱いやすいし!」と師匠に声を掛けたその時、バチバチっとラインをひったくるようなアタリを指先に感じ、慌ててブレーキレバーを引きアワセを入れました。

グンッッ!!と、竿に重さを感じると同時にすごい力で突っ込んでいきます。

切られる?いや、絶対に仕留めたい!!

”1.75にしておけば良かった”と思いがよぎりましたが、これほどしなやかでありながら強靭な強さを持つfathomのハリスを信じ、師匠のアドバイスを受けながら丁寧にやり取りをします。

何度も力強い突っ込みを繰り返されましたが、少しずつ少しずつ浮かせることができ、水面にその姿を現しました。

「尾長だー!!」

35㎝と小ぶりでしたが正真正銘の尾長です!

今まで味わったことのない強烈な突っ込みとの戦いに歓声を上げ、腕には尾長の力強さの余韻がしばらく残っていました。

釣りあげた後のハリスを触ってみると、根擦れしたような跡が残っていましたが1.5号でもこんなに強いんだと改めて感じました。

適度に伸びを感じますが、魚が付け餌に触れた感じまで手元に伝わる感度の良さ。

fathomの道糸とハリス、初めての瀬泊まり、初めての尾長、そして師匠の誕生日と、忘れられないメモリアルフィッシュになりました。

この後も尺に近いサイズのアジや良型のイサキを釣ることができ、これまでラインコントロールに苦戦していた私ですが、すっかり沈め釣りにハマってしまいました。

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