・号数:20号、22号、24号
・巻数:500m、整列巻
・素材:ナイロン
・カラー:ライトブラウン
・Made in Japan ※原糸から製造まですべて国内生産
・メーカー希望小売価格:8,430円(税込)
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fathom DREAM LINE 倭は国内有数の石鯛釣りの名手である橋本陽一郎氏が底物釣りに適したライン性能に細部までこだわって開発された石鯛ラインです。
太い号数の道糸を使用する底物師にとっては、
この3点がとても大切で、それによって釣果は大きく変わります。
橋本陽一郎名人がこだわるこの3点を満たすライン性能を実現するために「試作→橋本氏による実釣テスト→改良」を何度も繰り返して開発されたのがfathom DREAM LINE 倭です。
初期伸度を極限まで抑えつつ、やり取りの最中は適度な伸びを兼ね備えた、石鯛釣りのためのライン性能を追求
石鯛釣りにおいて橋本陽一郎氏がこだわるのは、結節強度を損なうことなく、初期伸度を極限まで抑えることです。
初期伸度を極限まで抑えることで、アワセの力が針まで俊敏かつスムーズに伝達され、不意なフックアウトを大幅に軽減することができます。
根がかり時のストレスを大幅に軽減できると共に、道糸全体において高切れの要因となる糸ムラを少なくすることにもこだわりました。
糸ムラが少ないことで根がかりを減らせると共に不意なラインブレイクを減らし、タックルが持つ本来のポテンシャルを限界まで引き出せる底物釣りに適したナイロンラインに仕上がりました。
そして、橋本陽一郎氏がPEラインではなく、ナイロンラインにこだわる理由は、やり取りの最中はナイロンによる若干の伸びと復元力が必要不可欠だからです。
fathom DREAM LINE 倭は対象魚を掛けて以降の伸びが程よく、急激な締め込みなどの負荷が掛かった際、ナイロンの復元力によって釣り人への負担を軽減することができます。
ナイロンの復元力によって、ロッドへの直接的負担も大幅に軽減され、タックルが持つ本来のポテンシャルを限界まで引き出すことができるライン設計になっています。
「違い」が分かるベテラン底物師の方はもちろん、これから底物釣りをはじめる方にもおすすめの石鯛ラインです。
ですので、底物釣りのベテランの方には是非試していただき、今までのラインとの違いを肌で感じてもらえればと思います。
根掛かりの処理後は、ラインの復元力により伸びきった様子などは見受けられませんが、ベストなコンディションを保つためにも念のため、張力によって材質に影響のあった部分(約10メートル)程度は切断して使用することをお勧めします。
また、底物釣り、石鯛釣りをはじめたばかりの初心者の方や、これからはじめたいという方にもとてもおすすめできる性能だと思います。
初心者・ベテラン問わず、是非試して欲しい底物ラインに仕上がっていると思います。
もちろん、私も愛用します。
実釣性能にばかり目が行きがちですが、本製品における信頼の耐久性により、限られた時間を有効に活用できる点でもメリットは計り知れないと実感しております。
今までにも擦れて傷だらけになったfathom DREAM LINE倭24号で、4㎏台から7㎏級の石鯛を何匹も取り込みしておりますので、自らのやり取りの技術にさえ自身があるならば、表面上の傷程度なら絶対に大丈夫であると実感しております。
以前、ひので渡船さんで釣らせていただいた実測6.9㎏の本石も酷使したラインコンディションであったものの見事に仕留めることが出来ました。
fathom DREAM LINE 倭は底物釣りに必要なライン性能を追求するとともに、fathomらしく耐摩耗性・結節強度にもこだわったラインです。
石鯛一筋30余年、累計3000枚以上を釣り上げてきた橋本名人に石鯛釣りのポイントを伺いました。
釣りと言えば個人の釣果や釣技の向上ばかりに目が行きがちですが、初心者・ベテラン問わず、共に同じ目的へ向かって有意義な時間を共有できることこそ趣味としての醍醐味ではないかと思っています。
釣り人として良識のある仲間と共に切磋琢磨することで、自ずと知識や技術の向上にも繋がると思います。
とある日、一本の電話があり、「fathomで底物の道糸を製作する事になりましたので、差し支えなければ橋本さんに全面監修をお願いしたいので予定は空いてますか?…」そんな連絡を彼からもらいました。
私が「なぜ自社で全て手掛けないのか?」と尋ねたところ、
「知らざるを知らずとなす これ知るなり」という論語をテーマに彼は表現していました。
この言葉は中国の思想家『孔子』が述べたものをお弟子さんがまとめた論語で、私も共感できる言葉のひとつです。
原文は確か「子曰、由、誨 女知之乎。知之為知之、不知為不知。是知也。」だったと記憶しています。
すなわち「知らないことを知らないと自覚する。それが本当の知るということ。」という意味ですね。
そんなfathomの社風や運営者の彼の性分を知っていたからこそ、私の経験がお役に立つのであれば、ぜひ協力させていただきたいと思ったのです。
また、私自身が理想とする底物ラインを作れるのであれば、私自身も是非使いたいという思いありました。
そこを敢えて、知識と技術を兼ね備えた外部の実績者に全て委ねるという選択はなかなか出来るものではないと思います。
コストや運営の面で考慮しても企業として決してリスクの無い選択ではないでしょうから…
決して楽をして釣ろうとせず、自身の思い描く石鯛釣りのメソッドを存分に追及することで、最後に報われる結果が得られると考えています。
★釣り場においてのステージは自らが作る★
ポイントへ先に入った他人のマキエやステージ作りの苦労を当てにしていては一向に上達しないと思っています。
一から自身が組み立てて試行錯誤し、結果を出すことで通年安定した釣果が実現できるのです。
自らがステージを作ることが出来れば、結果が出るまでの仕組みを自身で構築できるということですので、様々な場所で本石と出会うことができます。
しかし、根本的な地形(石鯛釣りに適した地形)という基本的概念もありますので、そこは状況に応じて判断する必要がありますね。
そういったことも含めて、自らが準備段階の1から10までを全てこなすことで、当日の潮や海況、地形(ポイント)に対する目利き力も養われていくと思っています。
使用する餌や季節にもよりますが、いつも何時間もかけて自分で採取しています。
仕掛け小物の準備でも、螺旋サルカンからハリスワイヤーまで自身のタックルに合った物を自分で事前に製作しています。
道糸の劣化状態なども常にチェックし、必要ならば巻き替え、万全の準備をするように心がけています。
とにかく現場(フィールド)に立たなければ何も見えてきません。
年間に数日のみ…それも個人の一つの楽しみ方ですので決して否定は致しません。
しかし、卓越した釣果を望むのならば、とにかく数多く現場を見て知り尽くすことです。
天候や海況・潮の状況は個人の都合には合わせてくれませんので、自らが事前に計画して安全に釣行できる日に向けて調整して行く必要があります。
自身の余暇や都合に合わすのではなく、気象や海況に順応することです。
今回、石鯛ラインをプロデュースしていただくにあたって、こだわった点などはありますか?
プロトタイプの段階では、初期伸度を下げてはいただいたものの満足な結果とは言い難く…
やはり初期伸度が気になり、更に伸度を抑えてもらうようにお願いしました。
今回製品化されたものは見事に私が望んでいる通りの初期伸度の低さを実現していただき、テスト釣行でもとても満足いく仕上がりになっていました。
結節強度の低下もなく、根掛かり処理後にラインが伸びきった様子も見受けられず、これまでに類を見ないラインの復元力の素晴らしさも体感しました。
メーカーさんにはかなりの無理難題を言ったと思います。
太い号数の道糸を使用する底物師にとっては、
この3点がとても大切で、それによって釣果は大きく変わります。
ナイロンという材質で通常は実現が困難な『伸度と糸ムラの問題』をクリアしていただいたことには驚きました。私が求める性能を実現していただいて、メーカーさんの開発力に感謝しています。
また、テスト釣行の段階で『ラインの復元力』『結節強度』『耐磨耗性能』の高さも実感し、「fathomらしい製品だな」と感じました。
この名称を名付けた理由は…
『倭:やまと』という言葉が、日本特有の事物・製作である意を表すことから国内生産のラインメーカーである御社(株式会社ヤマトアユーラ)に最適であると考えました。
また、海外のfathomファンや顧客が増え続けている現状から、古来日本を示す言葉として使用されてきた『倭:やまと』という表現を加えることで、より一層『made in japan』という認識が持っていただけるであろうという思いから命名させていただきました。
『DREAM LINE』というCode Nameに関しましては、数多くの一流底物師がこういったスペックの製品を強く希望するものの、過去に製作実現されなかったナイロンラインであることから、まさに『夢のライン』という表現が相応しいと思い命名させていただきました。
ですので、底物釣りのベテランの方には是非試していただき、今までのラインとの違いを肌で感じてもらえればと思います。
根掛かりの処理後は、ラインの復元力により伸びきった様子などは見受けられませんが、ベストなコンディションを保つためにも念のため、張力によって材質に影響のあった部分(約10メートル)程度は切断して使用することをお勧めします。
また、底物釣り、石鯛釣りをはじめたばかりの初心者の方や、これからはじめたいという方にもとてもおすすめできる性能だと思います。
初心者・ベテラン問わず、是非試して欲しい底物ラインに仕上がっていると思います。
もちろん、私も愛用します。
橋本陽一郎氏による石鯛ライン(プロトタイプ)のテスト釣行レポート記事はこちら
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